つつじ動物霊園

九月の合同慰霊祭を行いました

今月の合同慰霊祭は晴天に恵まれ、さわやかな秋晴れの中たくさんの方がいらしてくださいました。

ご住職のお話は「渓辺掃葉夕陽僧」(けいへんそうようすせきようのそう)、夕日の差す川辺を一人の老僧が落ち葉を掃いている、というこの言葉が表しているのは、私心のない静寂な心境。

大切なのは、夕日の差す川辺でなくとも「静かな心で」いられること。自分の心の水瓶が奇麗に澄んで月が映るような心境を心がけたいものです。

慌ただしい現代では、毎日を老僧のような心境で過ごすことは難しいかもしれません。せめてお彼岸の時期だけでも、ご先祖へ、今は安らかに眠る家族(ペット)へ、また日々の糧となってくれている生き物へ、感謝の心を忘れないようにしたいですね。

季節の変わり目で体調を崩しやすい時期になります、皆様お身体を大切にされてください。
またお会いできるのをお待ちしております。

2015年09月20日
園長