二月合同慰霊祭を行いました
二月の合同慰霊祭を無事にとり行うことができました。いつにも増して沢山のかたにお参りいただき、心よりお礼申し上げます。
ご住職のお話は「脚下照顧」(きゃっかしょうこ)。「脚下」は足もとのこと、「照顧」は反省することや、しっかりと見ることです。
お寺の玄関などで「脚下照顧」「照顧脚下」の文字を見かけたことがあるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。いずれも「足下に気をつけよ」という意味で「履き物をそろえましょう」と標語的にも使われています。
まずは足元から、履物を整えれば心も整う。自分の足元、立ち位置をよく見て、過去、現在、未来を見つめ、自己の振る舞いを正しなさい、という禅の教えです。
私たちは日々、様々なことに流されて、自分のことを静かに見つめる機会があまりありません。「灯台もと暗し」と言うように、他人のことはよく分かりますが、自分のことは分かりにくいものです。自分を見つめ直す心のゆとりを忘れたくないものですね。
寒い日が続きますが、健康に気をつけてお過ごしください。