五月の合同慰霊祭を行いました
新緑が美しい季節になりました。今にも雨が降り出しそうな曇り空の中、合同慰霊祭に足を運んでいただきありがとうございます。
ご住職のお話は「明珠は掌に在り」(みょうしゅたなごころにあり)、”明珠(もっとも尊い宝)は、すでにあなたの掌にある”という禅の教えです。
かけがえのない命は、自分の掌に持っている。この世にひとつしかない、自分自身。
この子たちも違う種族、犬、猫、鳥・・・などなどですが、顔や性格、声、癖、好きなものも違う。皆それぞれに違う、素晴らしい個性。それこそが宝物です。
ご先祖様から繋がっている命、それこそが大切なものです。
自暴自棄になったり、他人をうらやんだりせず、自分をしっかり見つめ直して周りを見てみると、大切なものは手の中にある。というお話でした。
日常に紛れて不満ばかりが目についてしまいがちですが、濁りの無い心で見直してみれば、今この時にも幸せはあるのかもしれませんね。
気温の寒暖差や雨で体調を崩しがちな季節です。お体にお気をつけて、またお会いできることをお待ち申し上げます。