つつじ動物霊園

六月の合同慰霊祭を行いました

梅雨明けが待ち遠しい頃、むしむしとした日がつづきますね。先々週になりますが、合同慰霊祭を行いました。お足元の悪い中多くの方にお参りをしていただきありがとうございました。

ご住職のお話は「他は是れ吾にあらず」(ほかはこれわれにあらず)でした。

ある夏の日中に老僧が汗だくになりながら、椎茸を干しているのを見た道元禅師は 「あなたの様なお方が、熱い中でのきつい作務をされるのですか?なぜ若い人にやらせないのですか?」 と聞いたところ 老僧は「他は是れ吾に非ず(他の人は私ではない、人にやらせたのでは自分のためにならない)」と答えたそうです。

この問答で、道元禅師は老僧がしていたことを修行とは別の事と考えていたことが誤りであることに気づいた、という道元禅師が若かりし頃の逸話でした。

2016年06月28日
園長